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桑の実が白くなるのは病気?菌核病の原因と無農薬でできる対策

桑の実が白くなるのは病気?菌核病の原因と無農薬でできる対策 自然なくらし

桑の実が白くなって落ちてしまい、「病気かな?」と不安になっていませんか。

春になると、
我が家の桑の木には5月ごろから実がつき始めます。

ところが、おととし頃から、
色づく前の実が急に白くなって落ちてしまうようになりました。

最初は、「カビ?」「傷んだだけ?」と思っていたのですが、
調べてみると「菌核病(きんかくびょう)」という病気のようです。

野生の桑の実を食べるときの注意点については、
ニュースをきっかけに別記事でもまとめています。

「桑の実で体調不良?ニュースで気になった“野生の実”の注意点を調べました」

我が家では、
できるだけ薬に頼らず、
白くなった実を見つけたら、地面に落ちる前に摘み取っています。

かなり地道ですが、少しずつ付き合い方が分かってきました。

今回は、

  • 桑の実が白くなる原因
  • 我が家で続けている無農薬対策
  • 実際に使って感じた作業アイテム

についてまとめます。

この記事を書いた人
エコミのくらし

巡り合わせのご縁をありがとうございます!
50代主婦、エコミです。化学物質過敏症の発症を機に、家族や黒猫との「本当に心地よい暮らし」を模索し始めました。
香害への理解を広めつつ、愛用する無香料のアイテムや趣味の堆肥づくりなど、飾らない日常をシェアしていきます。未来の自分と皆さまが、笑顔で過ごせるヒントを共有していきます。

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桑の実が白くなる原因は「菌核病」

集めたたくさんの白い桑の実
成り始めに増えやすい菌核病の実

桑の実が白く変色して落ちる原因として多いのが、
「実菌核病(みきんかくびょう)」です。

最初は一部分だけ白くなり、
だんだん実全体に広がって、落下することがあります。

正常な実より、

  • 柔らかい
  • 崩れやすい
  • 白っぽい粉をまとったように見える

と感じることもありました。

特に湿気が多い時期は、発生しやすい印象があります。

なぜ毎年発生するの?

菌核病は、落ちた病気の実から翌年も発生しやすいと言われています。

そのため、

  • 木の下に病果が残る
  • 湿気がこもる
  • 風通しが悪い

といった環境では、
繰り返し発生しやすいようです。

以前は、落ちた実も「そのまま土に還るなら自然かな」と思っていました。

ですが菌核病が増え始めてからは、白くなった実を地面に落とさないようにし、落果もなるべく拾うようにしています。

完全に防ぐのは難しくても、
「病気の実を残さないこと」は、大事だと感じています。

我が家でやっている無農薬対策

同じ量取れた白い桑の実と熟した桑の実が並んでいる
成り始めは病気の実を摘み取る時間の方が長いことも

我が家では、
「病果を早めに摘み取り、落果を残さない」
ことを中心に対策しています。

白くなった桑の実を早めに摘み取る

まずは、
白くなった実を見つけたらすぐ取ること。

放置すると落下してしまうため、
できるだけ地面に落とさないようにしています。

成り始めの時期は、
きれいな実より病気の実を摘み取っている時間の方が長いくらいです。

それでも、
後から元気な実が増えてきて、自宅用なら十分収穫できています。

落ちた実を放置しない

我が家の木の下は、
タイムがグランドカバーのように広がっているため、
落ちた実が意外と見つけにくいです。

そのため、
「全部きれいに」は難しくても、
見つけた分だけでも拾うように意識しています。

エコミ
エコミ

毎年この作業を続ける中で、「少しでも負担を減らしたい」と思うようになりました。そこで実際に使っている道具や、次に試してみたいと考えているものをご紹介します。

実際に使って感じた作業アイテム

桑の実の菌核病は、
「毎日少しずつ摘み取る」作業が中心になります。

そのため、
派手な園芸用品よりも、
地道な作業を続けやすい道具が役立ちました。

防虫ネットは「視界」で選ぶのが大事でした

白と黒の防虫ネット付き日よけ帽子
防虫ネットは「虫対策」だけでなく視界の見やすさも重要でした

桑の実の菌核病対策では、白くなった実を見つけて早めに摘み取ることが欠かせません。

ところが実際に作業してみると、病気の実は葉の陰に隠れていることも多く、思った以上に目を使います。

さらに5月頃は蚊や小さな虫も多く、木に顔を近づけて作業する時間が長いため、防虫ネットは必需品でした。

私は最初に黒いネットタイプを使いましたが、視界が少し暗く感じました。

次に白いネットタイプへ替えたところ、今度は白くなった桑の実が背景になじみ、見つけにくい場面もありました。

今使っている防虫ネットでも作業はできますが、毎日白い実を探すことを考えると、視界の見やすさは想像以上に大切だと感じました。

次に買い替えるときは、視界がクリアなレンズ付きタイプも試してみたいと思っています。

視界が見やすい防虫ネットを見てみる

特に、

  • 白い実を見逃したくない
  • 長時間作業する
  • 目が疲れやすい

という方は、
“視界の見え方”を重視して選ぶとラクになると思います。

手袋は「繰り返し使えるもの」が便利でした

白くなった実は柔らかく、摘み取ると果汁や傷んだ実が手に付きます。

桑の実の色素は思った以上に落ちにくく、爪の間まで紫色になることもありました。

私は以前、使い捨て手袋を使っていましたが、毎日続く作業では何枚も使うことになります。

天然ゴム製は指先が動かしやすく、小さな実もつまみやすいと感じています。

繰り返し使えるため、毎日続く作業でも使い捨て手袋より私には合っていました。

毎日少しずつ摘み取る作業だからこそ、私にはこちらの方が合っていました。

園芸作業に使いやすい天然ゴム手袋を見てみる

柿渋や木酢液も自己流で試しています

菌核病が気になるようになってからは、「できるだけ農薬に頼らず育てたい」と考えるようになりました。

そこで今年は、去年初めて手作りした柿渋をかなり薄めて、桑の木の周辺で試しています。

また、木酢液や竹酢液など、自然由来の園芸資材についても情報を調べながら、自分なりに取り入れています。

ただし、これらが菌核病に効果があることを確認したわけではなく、あくまで家庭菜園で私自身が試している方法です。

柿渋は手作りもできますが、仕込みから完成まで時間がかかります。そのため、「まずは試してみたい」という方には、市販品から始めるのも一つの方法です。

柿渋原液を見てみる

私が毎年の菌核病対策で役立っている道具

菌核病は一度で終わる作業ではなく、毎日少しずつ続けることが大切だと感じています。

私自身が続けやすかったのは次の3つです。

どれも「菌核病を治す道具」ではありませんが、毎日の作業を少し楽にしてくれる道具として役立っています。

今年は庭の柿の葉を使って、
柿の葉茶づくりにも挑戦しました。

▼庭の柿の葉で作ったお茶の記録はこちら

桑の実の菌核病は長期戦になりやすいため、
「毎日ラクに続けられること」が意外と大事でした。

農薬は使うべき?

菌核病について調べると、
農薬による予防方法も紹介されています。

ただ、家庭で少量育てている場合は、

  • 病果を早めに取る
  • 落果を放置しない
  • 風通しをよくする

といった対策を中心にしている方も多いようです。

家庭で数本育てている場合は、まず病果を取り除くなど基本的な管理から始めると取り組みやすいでしょう。

実際に感じたこと

初めて大量に白くなった年は、
「今年は食べられないかも…」
とかなりショックでした。

我が家では、成り始めは病気の実を摘み取っている時間の方が長いくらいです。

それでも、
桑の木自体の勢いが強いからか、
しばらくすると元気な実も増えてきて、
自宅用なら十分収穫できています。

採れた実は毎年ジャムにしていますが、
最初はなかなか固まらず苦戦しました。

▼マルベリージャムが固まらなかった原因や、
おいしく食べ切る工夫はこちらにまとめています


早めに病果を取り除きながら様子を見ることが、
今のところ我が家ではいちばん現実的な方法になっています。

よくある質問(FAQ)

Q
白くなった桑の実は食べても大丈夫ですか?
A

白く変色した桑の実は、菌核病の可能性があります。見た目だけで判断するのは難しい場合もありますが、変色した実は無理に食べず、早めに摘み取って処分する方が安心です。

Q
菌核病になった桑の実はどう処分すればいいですか?
A

我が家では、白くなった実はできるだけ早めに摘み取り、桑の木から離れた場所に作ったバイオネストで分解させています。

菌核病は落ちた病果から翌年も発生しやすいといわれているため、木の下には残さないよう心がけています。

なお、これは我が家で実践している方法であり、病気の再発を防ぐ効果を確認したものではありません。

バイオネストの作り方や実際の使い方については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

Q
無農薬でも菌核病対策はできますか?
A

無農薬で完全に防ぐのは難しいと感じていますが、我が家では白くなった実を早めに摘み取り、落果を放置しないことを続けています。完全な予防は難しくても、毎年少しずつ管理を続けることが大切だと感じています。

まとめ

桑の実が白くなる菌核病は、
無農薬で完全に防ぐのが難しい病気だと感じています。

それでも、

  • 白い実を早めに摘み取る
  • 落果を放置しない
  • 木の下をできるだけ清潔に保つ

こうした地道な管理を続けることで、
少し付き合いやすくなることもあります。

成り始めは病気の実ばかりで不安になることもありますが、
桑の木の勢いが強く、
後から元気な実が増えてくる年もありました。

「できるだけ薬に頼らず育てたい」
そんな方の参考になればうれしいです。

また、
桑の木は剪定した枝や落葉も多く、
庭で出る植物ごみの扱いに悩むこともあります。

桑の木と付き合っていると、
実だけでなく、枝や葉との向き合い方も少しずつ変わってきました。

我が家では、
キエーロやバイオネストなど、
「できるだけ土に還す方法」も少しずつ試しています。

病果や庭の植物ごみを減らしたい方へ

桑の木を育てていると、病果だけでなく、剪定した枝や落ち葉など庭の植物ごみも意外と多く出ます。

我が家では、できるだけ庭の中で循環させたいと考え、キエーロも取り入れています。

実際に使って感じたことや設置方法は、こちらの記事で詳しくまとめました。

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