猫トイレのフンを水洗トイレに流せないし、ゴミ収集日に合わせて置いてから捨てるのもどうにかしたい…。
ゴミ削減のために庭で野菜くずを堆肥にしている、してみたいと思っている方はコンポストで猫フンを堆肥にして土へ返すことが出来るのです!!
バイオトイレへの憧れから始まった猫フンの堆肥化チャレンジ。今回は段ボールコンポストで2カ月間、猫1匹分のフンを堆肥化してみました。
その結果と、バイオトイレのメリット・デメリットを紹介します。
杉のおかくずと猫砂で出来た杉にゃんを使った、「猫のフンは肥料になる!堆肥化するメリット:コンポストチャレンジ日記①」をぜひお読みください↓
猫フンも堆肥に!バイオトイレを目指してコンポストチャレンジ
段ボールコンポスト1か月目の経過
2024.8月22日からタッパーに10日間溜めていたフン尿を使って段ボールコンポストを開始しました。10月22日で始めてから2か月が経過した様子を報告します。
9月4日の2回目以降は3~4日分のフン尿を溜めた後、コンポストへ入れては定期的にかき混ぜる過程を9月22日まで1か月間、繰り返しました。
発酵を早めるために、経木(きょうぎ)納豆の皮を試しに入れてみました。猛暑の中、外に置いたコンポストは発酵が促進されると期待しました。
実際にはアンモニア臭が残り、1か月たってもコンポストの中のフンは原型を保っていました…(-_-;)。
一番心配だった虫の混入や発生は問題ありませんでした。9月22日には箱の中身も7分目位に達したために一度すべて取り出して、庭の土で熟成させることにしました。
段ボールコンポスト2か月目の経過
2か月目に入った9月25日からは、新しいくん炭とピートモスを半量追加し、引き続き3~4日分のフン尿を地道に混ぜる繰り返していました。
9月29日に庭に移したフン尿をのぞいてみると白カビ発生と大量のダンゴムシがが見られ、分解が進んでいることに気づきました。
これまで変化を実感できず不安でしたが、実際に分解が進んでいる様子を見てテンションが上がりました✨
10月12日には、段ボールのフタのガムテープがだいぶ浮き上がり、良く見ると箱内の猫フンも白く発酵しているのが確認出来たの2つの変化を見て進捗を感じ、うれしく思いました(^^♪
10月16日は外に大きなカメムシを見つけて慌てましたが箱内に虫の発生はなく安心しました💦
箱の劣化を心配し始めたのと、屋外での作業が厳しくなる季節が近づいていることを感じています。
「猫トイレのフンを堆肥化するメリット!コンポストチャレンジ②防災へ備え」を紹介していますのでぜひ、お読みください↓
コンポストで猫フンを堆肥化する利点
バイオトイレとは?その魅力と可能性
バイオトイレは、自然の微生物の力を利用して人間の排せつ物を分解し、堆肥化する環境に優しいトイレシステムです。
猫トイレのフンを通じて調べると、後藤めぐみさんのnote記事「めぐるめぐる、猫もうんこも」自然の中で循環することを身近に感じさせてくれた内容が素敵です。
カヤック体験が出来るグラビティ奥多摩ベースを経営されている中で竹チップを混ぜ込んだコンポストトイレを設置されている様子を実際に見せていただきました✨✨
水道が使えない場所の利用で電気や水の使用を最小限に抑えるため、持続可能な生活を実現する一歩として注目されています。
バイオトイレのメリット・デメリット
バイオトイレは環境に優しい選択肢として注目されていますが、導入を検討する際には利点だけでなく課題も理解しておくことが重要です。
バイオトイレのメリットとデメリットをそれぞれ3点ずつまとめてみました。
デメリット
- 導入コスト
バイオトイレは一般的な水洗トイレに比べ、初期費用が高くなることが多いです。技術や設置場所によって価格は異なりますが、長期的な節約効果と比べてしっかり検討する必要があります。 - メンテナンスの手間
定期的なメンテナンスが必要です。微生物の活動を維持するためには、機器の清掃や適切な温度管理が求められることが多く、使用者の手間がかかることがあります。 - 設置制約
一部のバイオトイレは設置場所に制限があります。特に、寒冷地や湿度の高い地域では、適切な機種選びが求められ、設置が難しい場合もあるかもしれません。
メリット
バイオトイレは多くの利点がありますが、導入前にデメリットをしっかり理解し、ライフスタイルや環境に合った選択をすることが大切です。
まとめ:猫トイレのフンを堆肥化コンポストチャレンジ③バイオトイレへの憧れ
猫のフンを段ボールコンポストで堆肥化する2ヶ月のチャレンジ結果と、バイオトイレ導入に関する情報を提供しました。
チャレンジの結果、2ヶ月後には白カビが発生し、ダンゴムシも確認され、フンの分解が進んでいることが分かりました。
最初はアンモニア臭が気になりましたが、時間とともに軽減されました。このチャレンジを通して、猫フンの堆肥化はゴミ削減、環境保護、資源循環という点で大きなメリットがありました。
さまざまな課題も存在しますがバイオトイレのメリット・デメリットについてもお伝えしました。猫の飼い主や環境問題に関心のある方にとって、有益な情報になれば幸いです(=^・^=)
猫のフンを2か月かけて段ボールコンポストから土へ返した様子をぜひお読みください↓
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