自己肯定感が低いまま、自分のあれこれ嫌なところを何とかしたい40代主婦が今年で終わる人生の振り返りを温かい目で受け止めてもらうとうれしいです。
家族3人と黒猫1匹暮らしで小さなさざ波を乗り切る生活が一変。
自身の化学物質過敏症がひどくなり荒波になりました。
香害が辛くなる前の日常を取り戻せるよう、人生後半戦に向かって小心者なりにやれる事を増やしていくと良い事も見えてきました。
猫と麻雀が好きな更年期主婦が振り返るさざ波人生49年間
はじめまして。私はエコミといいます。このブログにご訪問いただきありがとうございます。49歳の主婦で会社員の夫と今年19歳の大学1年生の息子がいる3人家族です。
それと黒猫♀元保護猫4歳のナナ実がいます。ずっと飽きずに見ていられるかわいい存在で家のテレビの裏に置いた長い板の橋の上でよく寝ています。
それが7チャンネルの番組を見ているようなので私のURLの由来にしました。
結婚生活23年目で働き者の優しい夫とともに裕福ではなくとも安定した収入に支えられ、衣食住に困らずに昨年は受験を乗り越えた息子を大学へ行かせてやる事も叶ったのです。
その反面で白髪や老眼を受け入れがたく、更年期も重なり心身ともに不安定な自分がいました。
繊細なのか過敏なのか自分という存在は何なのか
大好きなフジテレビ系の番組、ザ・ノンフィクション。
毎回登場する皆様の赤裸々な様子をさらけ出し、懸命に生き抜く姿を見ては励まされ、繊細で敏感なゆるい自分をどうにかしたいと過ごしていました。
そこまで激動を過ごしていないけれど、色々な経験はあってネタには事欠かない。怠け体質ゆえに続かないけど、たまに日記を書いたりして文字に起こすのは好きでした。
順調に歩んでいる夫と息子に比べると毎日家事をこなして、朝食べたら、昼はどうする、もう夜の支度をしなくてはなどと平和な悩みで渦巻いているのにウンザリしていました。
大した努力もせず、取り柄もないし、ただの卑屈なおばさんは人生100年時代を来年で50歳の折り返しをどう迎えるのかと思っていた矢先でした。
昔から苦手な合成香料の香りを全く受け付けない化学物質過敏症の症状が悪化したのです。
化学物質過敏症がひどくなり、香害の怖さを伝えたい
自身の症状を特に自覚したのは12年前くらいです。息子の小学校では給食の時に白衣を着て盛り付けるので、1週間使ったら持ち回りで月2回程度持ち帰って各家庭で洗濯するようにしていました。
我が家では私自身がアトピー体質なので結婚当初から無香料洗剤を使っていたので、その異常な蓄積された香り爆弾としか表現できない白衣が本当に悩ましかったです。それを中学3年生まで8年間耐えかねた経緯があります。
その頃は家から一歩も出られない重症な方をレベル10だとしたら、私は6,7くらいで過ごせていたと思います。
そして、今年の9月位から急激に悪化したのでレベル8の自覚症状になってしまいました。
溺れる者は藁をもつかむで荒波を何とか過ごす日々
悪化の原因は夫と息子が都内まで電車で1時間以上移動したり公共の場所全てから持ち帰る移香と呼ばれるもの。
長袖の季節で服についた香り長持ちの合成香料成分が増えたようでそれが毎日洗えないジャケットやバッグ・リュックなどは蓄積されて、濡れた雑巾で拭いても取れないのです。
私が臭いと言う訴えに夫と息子は過剰反応かバイ菌扱いされたと思い、いら立ち困惑して、しばらくは理解してもらえずに温度差がありました。
とにかく1日通勤通学しただけの服をリビングに置くと吐き気と意識でもうろうとするのが恐ろしいです。
帰宅後は玄関で肌着だけになってもらっても、風呂場に直行する素肌から臭気が漂ってくるのに気づくほうが良いのか悪いのか…。
その衣服をすぐに洗濯しても落としきれない、外に干せば隣近所の洗濯物からの臭い移りやコインランドリーからの排気がつくので、部屋干しで室内に成分が広がっていくのを繰り返しという悪循環でまだ模索中です。
小心者なりにやれることを始めて来年50歳人生を折り返す
香害のせいでせっかく肌に合う良い店でのレジ接客の仕事が出来なくなり、生涯の趣味にしたいと習い事にしていた健康麻雀も辞めざるを得ませんでした。
ノイローゼのたわ言と思われたくないと家族と分かり合えない時にぶつかり泣き叫びました。
テレビやネットなどでは点在している同じ症状で苦しんでいる人達がいるのに孤独で悔しくて繋がりたいと思い行動してみると、新しい出会いや視点がありました。
自己肯定感の低い私でも出来ることがあるかもと考えられるようになりました。その一つとしてブログを始めることに繋がりました。
まとめ
今回は特に取り柄のない主婦が自己紹介として書いたつたない文章ですが読んでくれた方々で同じように香害で悩んでいること、更年期のモヤモヤを分かち合えるとうれしく思います。
半世紀を振り返りながら読みやすい記事を書くこと、化学物質過敏症対策は現在進行形ですのでコツコツを続けたいと思います。